6月13日(金)に8頭の馬が来校し、3年生の「生物活用」の授業でホースセラピー体験実習を行いました。
本校卒業生の渡辺義孝さん(よしたか牧場代表・標津町)にご協力いただきました。
ホースセラピーには、ストレスの軽減効果などの「心理的効用」、馬を介して会話が生まれる「社会的効用」、乗馬で全身の筋肉を使うことができる「身体的効用」があるとされています。
今回は生徒たちにこれらの効用を実感してもらうことを目的に行いました。
始めに馬と触れ合う際の注意事項を確認し、馬たちにご挨拶。
初めて馬を近くで見る生徒も多く、牧場のスタッフに馬のさわり方を教えてもらい、最初はおっかなびっくり撫でている生徒もいました。
次は、乗馬体験の準備です。
生徒たちは、馬のブラッシングや蹄の裏の土を取る作業をお手伝い。 馬に乗るためのハミや鞍の着け方も見学しました。
準備ができたら、いよいよ乗馬です!
「こわい!」と言っていた生徒も、乗ってみたら「楽しい!」と笑顔を見せてくれました。
最後は、乗せてくれた馬たちにお礼のニンジンをプレゼント!
授業で習った”馬は甘いものが好き!”という話を確かめるべく、角砂糖やかりんとうもあげてみたら喜んで食べていました。
突然現れた大きな馬たちを前に、最初は控えめだった生徒たちも、最後は積極的に馬のそばに行って、撫でたりニンジンをあげたりしていました。
また、積極的に前に出るタイプではない生徒も、もう1回馬に乗りたいと手を挙げたり、馬について牧場スタッフに質問したりする様子が見られたりと、馬の力を感じました。
生徒たちの感想です。↓
・馬は温かくて撫でていたら癒された。 かわいい。
・普段話したことがない子とも楽しく話をすることができた。
・馬の上は思ったよりぐらぐらして、身体をまっすぐに保つのが大変だった。
・体幹大事!乗った後、全身の筋肉を使った感じがすごい。
生徒は、馬はただ「乗る」だけでなく、「そばにいる」、「触れる」という関わりもあることを知り、それぞれの関わり方で馬との時間を楽しみ、馬の魅力を感じてくれたのではないかと思います。
先生方にも体験してもらいました!
ご協力いただいた渡辺さん、スタッフの皆様ありがとうございました。
この実習は全3回の予定で、馬車体験、馬ソリ体験も予定しています。
NHKと北海道新聞にも実習の様子を取材していただきましたのでご覧ください😊
↓NHK
中標津農業高校の生徒たちが馬に触れ「ホースセラピー」学ぶ|NHK 北海道のニュース
↓北海道新聞
先生育てたドサンコで「セラピー」 中標津農高で初の授業 生徒がぬくもり体感:北海道新聞デジタル
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