2025年7月30日水曜日

【生物活用】学校に馬が来た!ホースセラピー体験実習

6月13日(金)に8頭の馬が来校し、3年生の「生物活用」の授業でホースセラピー体験実習を行いました。

本校卒業生の渡辺義孝さん(よしたか牧場代表・標津町)にご協力いただきました。

ホースセラピーには、ストレスの軽減効果などの「心理的効用」、馬を介して会話が生まれる「社会的効用」、乗馬で全身の筋肉を使うことができる「身体的効用」があるとされています。

今回は生徒たちにこれらの効用を実感してもらうことを目的に行いました。

 

始めに馬と触れ合う際の注意事項を確認し、馬たちにご挨拶。



初めて馬を近くで見る生徒も多く、牧場のスタッフに馬のさわり方を教えてもらい、最初はおっかなびっくり撫でている生徒もいました。



次は、乗馬体験の準備です。






生徒たちは、馬のブラッシングや蹄の裏の土を取る作業をお手伝い。 馬に乗るためのハミや鞍の着け方も見学しました。

 

準備ができたら、いよいよ乗馬です!

「こわい!」と言っていた生徒も、乗ってみたら「楽しい!」と笑顔を見せてくれました。 





最後は、乗せてくれた馬たちにお礼のニンジンをプレゼント!


授業で習った”馬は甘いものが好き!”という話を確かめるべく、角砂糖やかりんとうもあげてみたら喜んで食べていました。


突然現れた大きな馬たちを前に、最初は控えめだった生徒たちも、最後は積極的に馬のそばに行って、撫でたりニンジンをあげたりしていました。

また、積極的に前に出るタイプではない生徒も、もう1回馬に乗りたいと手を挙げたり、馬について牧場スタッフに質問したりする様子が見られたりと、馬の力を感じました。

 

生徒たちの感想です。↓

・馬は温かくて撫でていたら癒された。 かわいい。

・普段話したことがない子とも楽しく話をすることができた。 

・馬の上は思ったよりぐらぐらして、身体をまっすぐに保つのが大変だった。

・体幹大事!乗った後、全身の筋肉を使った感じがすごい。

 

生徒は、馬はただ「乗る」だけでなく、「そばにいる」、「触れる」という関わりもあることを知り、それぞれの関わり方で馬との時間を楽しみ、馬の魅力を感じてくれたのではないかと思います。


先生方にも体験してもらいました! 


ご協力いただいた渡辺さん、スタッフの皆様ありがとうございました。 


 この実習は全3回の予定で、馬車体験、馬ソリ体験も予定しています。

 

NHKと北海道新聞にも実習の様子を取材していただきましたのでご覧ください😊



↓NHK 

 中標津農業高校の生徒たちが馬に触れ「ホースセラピー」学ぶ|NHK 北海道のニュース

↓北海道新聞 

 先生育てたドサンコで「セラピー」 中標津農高で初の授業 生徒がぬくもり体感:北海道新聞デジタル

 





2025年7月25日金曜日

「赤ちゃん学」講座【2年家庭総合】

暑い毎日が続いています。

本校がある中標津町計根別も、36℃まで気温が上がっています。

エアコンがついていない本校は、7月22日(火)~7月24日(木)臨時休校となっています。


さて、7月18日(金)、2年生の家庭総合の授業で、

「赤ちゃん学」講座を実施しました。本校では初めての実施です。

この日も暑い日で、教室の窓を全開にして実施しました。

講師は、町内に在住の、

子育てwin3計画 代表 水野 正司 先生です。


「なぜ、赤ちゃんは泣くのでしょう?」

この疑問から、授業は始まりました。


赤ちゃんが泣く理由を、みんなで考えました。

そして、赤ちゃんが持つ能力、赤ちゃんとのコミュニケーションの取り方、愛着形成についてなど授業が展開されました。

テンポよく進む授業に生徒達も、とても楽しそうに参加していました。




「スマホネグレクト」「輸送反応」「マザリーズ」「共同注視」など、新しいことをたくさん教えていただきました。


生徒達の感想です。
・愛着形成はなぜ必要なのか、形成するためのポイントは何なのか理解することができたので、赤ちゃんとふれあう時にも使えると思いました。

・愛着形成の最大の敵が、スマホのことも分かった。

・愛着形成が、人生の土台なのも学べてよかった。

・赤ちゃんにしてはいけないことや、どう接してあげると良いかが分かりやすく、知り合いなどの赤ちゃんと接するときにためしてみようと思いました。

・哺乳類の「輸送反応」に興味を持ち、調べてみようかと思う。

・抱っこ、話しかける、笑いかける、目を見ることは、とても大切。

・このことを誰かに発信していけたらなと思いました。


生徒達にとって、たくさんのことを感じ、これからの事を考える時間となったようです。


水野先生は、これまで町内の小学校の先生としてご活躍された経歴もお持ちで、

小学校時代にお世話になったという生徒がおり、久しぶりの再会となったようです。

成長した姿をお見せすることができたのではないでしょうか。


水野先生、暑い中、楽しい授業をありがとうございました。

2025年7月22日火曜日

進路活動中です【3年生面接練習】

農高祭が終わって、一段落…といきたいところですが、

進路活動中の3年生にとっては、休んでいる暇はありません。

全体で面接練習を行いました。


今回は外部から面接官として4人の方に来校していただきました。

 北海道教育庁根室教育局教育支援課高等学校教育指導班

  キャリアプランニングスーパーバイザー 平山 明 様

 根室公共職業安定所 中標津分室 

  就職促進指導官 井齊 翔 様  

 根室公共職業安定所 

  就職支援ナビゲーター 米谷 仁 様

 学校法人岩谷学園ひがし北海道ⅠT専門学校

  講師 本間 玲子 様 


普段、先生と行う練習とは違い、初めてお会いする面接官の方との面接は、緊張感がありました。

また、グループごとに、お互いの面接を見て、良かった点や改善点を共有しました。


同じ内容の質問でも、面接官が変わると聞き方が違ったり、いつもはできている礼法が、緊張でうまくできなかったりと、苦戦している様子も…

面接官のみなさまには、それぞれの生徒の完成度に合わせて、褒めていただいたり厳しい言葉をかけていただいたり、生徒達にとって、貴重な練習となりました。

面接官をしていただいた方からは、全体的にもう少し大きな声がでると、さらによくなるという講評をいただきました。

これからの面接練習で意識してほしいです。


こちらのグループの面接官は、今年本校に赴任した初任者の先生です。

先生として面接官をするのが、初めての先生も。

自身の経験を生かし、指導にも熱が入ります。



最後に後片付け・復元も生徒達で行いました。
率先して声を掛け、周りの人のために動くことができる生徒がいました。
とても頼もしく感じました。就職先でも、とても大切な姿勢です。



これから、3年生は、履歴書や自己推薦書などの作成、面接練習、など自分と向き合う時間が増えます。自分が納得の行くまで、準備を進めてほしいです。

農高祭閉幕~ありがとうございました~

7月14日 第63回農高祭が閉幕しました。

関係する保護者のみなさま、地域のみなさまのご協力のもと、大盛況となりました。

多大なるお力添えに感謝します。


今年の農高祭は、1日目が「保護者・地域とつながる」日ととし、保護者、地域の方々、卒業生など、およそ300人の方にご来場いただきました。

2日目は「全校生徒がつながる」日とし、熱志会が中心になって企画、運営されたイベントが実施されました。


2日間の農高祭の様子をご覧ください。


 


















農高祭を通し、様々な人とのつながりを実感することができたのではないかと思います。
このつながりを、今後の学校生活に生かしてほしいです。


農高祭が終わっても、実習、全道技術競技大会、全道実績発表大会、就職活動など、中農生の熱い夏は続きます。